講演情報

[1507]異なる粘度の流体による水圧破砕によって造成された亀裂の蛍光顕微鏡観察

ベンヌール ジヤド1, 永谷侑也2, 山下寛人3, 陳友晴4, 石田毅5, 赤井崇嗣6 (1.京都大学, 2.京都大学, 3.京都大学, 4.京都大学, 5.京都大学, 6.JOGMEC)
シェール・ガスの生産では,水圧破砕により新たに亀裂を造成し,あるいは既存の亀裂を活性化 してガスを回収する必要がある.水圧破砕には通常水が用いられるが,水の代わりに CO2 を用 いればシェール・ガスの生産と同時に CO2 の地中貯留が実現できる.またシェールはメタンガ スよりも CO2 ガスに対する親和性が大きいため,メタンガスが主成分であるシェール・ガスの 増産も期待できる.そこで本研究では,釧路コールマイン㈱から提供を受けた直径 85mm, 長さ 170mmシェール供試体を用いて,1 軸圧縮状態で CO2 と水,粘度の大きな油で水圧破砕を行い, 水圧破砕後の供試体を蛍光剤を含む樹脂中に浸漬して加熱固化させたのち薄片を作成し,顕微鏡 下で造成された亀裂の写真撮影を行った.撮影された画像を画像処理,解析した結果,粘度の小 さい CO2 で造成された亀裂は,水や粘度の大きい油で造成された亀裂に比べ,分岐と屈曲の多いシェール・ガス生産に有利と思われる亀裂が造成される傾向がみられたので報告する.

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