講演情報
[1512]熱環境における岩石不連続面の透水・せん断特性について
〇木下尚樹1, 安原英明1 (1.愛媛大学)
司会: 木崎 彰久 (秋田大)
キーワード:
岩石不連続面、透水特性、せん断特性、連成作用
高温・高圧環境である地下深部では,構成鉱物の溶解や沈殿などの地化学的作用が顕在化することで,岩盤の物理特性に変化が生じる.そのため,地下岩盤空洞の健全性評価を実施するにあたっては熱・水・応力・化学の相互作用現象の把握が必要である.また,岩盤には不連続面が存在し,岩盤の力学的性質は不連続面の変形・強度特性に影響されると考えられていることから,不連続面の水理学・力学特性の把握が重要となる.本研究では,熱環境における不連続面の変形挙動評価を目的として,持続載荷せん断透水試験を実施した.試料は軸に対し30o傾斜したSaw-cut不連続面を有するφ5×10 cmのべレア砂岩供試体を用い,三軸セル内で拘束圧7.5 MPa,温度90oCに保持した状態で連続的に透水試験を実施し,透水性の変化を測定した.また,実験開始時と一定時間経過後において,軸荷重を増加させ不連続面にせん断変位を生じさせることにより,軸差応力-軸ひずみ関係を得,その傾きを剛性として変化を評価した. 実験結果から,透過率は時間の経過に伴い減少する傾向がみられた.また,時間経過後は剛性が増加する傾向がみられた.
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