講演情報

[2204]微生物を用いたバイオミネラリゼーションによる塩化金酸水溶液からの金の除去回収とのリサイクル

鶴田猛彦1,2, 小田島雄貴1, 工藤遼1, 前田一路2 (1.八戸工業大学工学部, 2.八戸工業大学大学院工学研究科)
司会: 芳賀 一寿 (秋田大)

キーワード:

recycle、gold removal、gold recovery、microorganism、biomineralization

微生物を用いたバイオソープションによる塩化金酸溶液からの金の除去回収とリサイクルについては報告している。バイオミネラリゼーションによる金の除去については平成25年度資源・素材学会秋季大会で報告した。本発表では、いずれにおいても塩化金酸から多量の金を除去できたグラム陰性細菌の一菌株を用いて金の除去回収のリサイクルについて検討したので報告する。本菌株のポリアクリルアミド固定化菌体で金の除去を行った所、バイオソープションにおいては5分程度の極めて短時間に金(III)イオンを吸着除去することができた。一方、バイオミネラリゼーションは3日程度の時間をかけても還元がゆっくりと進行し、コロイド状の金が生成した。
今回、バッチ法により3日間金の除去実験を行い、還元によるコロイド状金の生成を行わせた後、チオ尿素水溶液で固定化菌体からの溶出を試みた所、バイオソープションの場合と同じ短時間で金の溶出が確認できた。さらに、一度、金の還元除去、チオ尿素溶出を行った固定化菌体で新たに金(Ⅲ)溶液からの還元除去を行った所、急速に還元が起り、コロイド状ではなくサイズの大きな金粒子が生成した。

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