講演情報

[2211]アルミドロスからのAlPO4-n多孔質材料の合成と評価

安田恵太1, 村山憲弘1, 芝田隼次1 (1.関西大学環境都市工学部)
司会: 伊藤 真由美 (北大)

キーワード:

アルミドロス、AlPO4-n、リサイクル

アルミドロスはアルミニウムの加工工程や再生工程で発生する廃棄物である。本研究室では、アルミドロスを有効利用する方法の一つとして、アルミドロスを出発原料に用いたAlPO4-n多孔質材料(AlPO-n:アルポと呼ぶ、nは番号)の合成を提案してきた。AlPO4-nは、分子ふるい、触媒、デシカント用吸着剤としての利用が期待できる材料である。しかしながら、ドロスからのAlPO4-nの生成機構は不明な点が多く、AlPO4-nを効率よく合成するためには種々の水熱合成条件でAlPO-nの生成挙動を調べる必要がある。
本研究では、原料物質の調製比、水熱合成の時間や温度などを変化させて、AlPO4-nが生成する条件を調べた。特に、AlPO4-nの合成に必要な構造規定剤である有機アミンの種類と添加量に着目して、これらの因子が生成物の構造や物性におよぼす影響について検討を行った。その結果、種々の細孔径を有するAlPO4-n(AlPO4-5、AlPO4-11など)を合成できることがわかった。アルミドロスおよび構造規定剤の添加量を変化させることにより、AlPO4-n生成物の構造を制御することができる。

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