講演情報
[3419]製紙スラッジ焼却灰を使った水溶液からのリン酸塩の除去性質資源開発
〇木村健太郎1 (1.千葉大学)
司会: 三木 一 (九州大)
本研究では、産業廃棄物である製紙スラッジの焼却物の溶液からのリン除去能について検討を行った。
製紙業における紙の製造工程では、製紙スラッジが産業廃棄物として発生している。現在、その処理が問題となっており、新しい有効利用法が求められている。一方で、リンは水域中において富栄養化の原因となっている一方で、枯渇が懸念されている鉱物資源の一つである。我々のこれまでの研究で、製紙スラッジを800oCで焼成することで高いリン除去能をもつ多孔質物質が得られることが明らかになっている。これらのことより、本研究では、製紙スラッジを800oCで焼成した焼成物の環境浄化材としての利用を目指して、水溶液中のリンの除去挙動について詳細な検討をおこなった。実験は、250um以下に粉砕・分級した製紙スラッジを電気炉にて800oCで1時間加熱して得られた製紙スラッジ焼却物とKH2PO4,NaH2PO4, NH4H2PO4の1-10 mMの溶液を用いて行った。リン酸溶液に製紙スラッジ焼却物を添加し、600rpmで撹拌することで、溶液中のリン濃度の変化を分析・解析した。焼却物のリン除去挙動は陽イオンの種類によりほとんど影響を受けなかった。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015a/pdf/3419.pdf" target="_blank"></a>
製紙業における紙の製造工程では、製紙スラッジが産業廃棄物として発生している。現在、その処理が問題となっており、新しい有効利用法が求められている。一方で、リンは水域中において富栄養化の原因となっている一方で、枯渇が懸念されている鉱物資源の一つである。我々のこれまでの研究で、製紙スラッジを800oCで焼成することで高いリン除去能をもつ多孔質物質が得られることが明らかになっている。これらのことより、本研究では、製紙スラッジを800oCで焼成した焼成物の環境浄化材としての利用を目指して、水溶液中のリンの除去挙動について詳細な検討をおこなった。実験は、250um以下に粉砕・分級した製紙スラッジを電気炉にて800oCで1時間加熱して得られた製紙スラッジ焼却物とKH2PO4,NaH2PO4, NH4H2PO4の1-10 mMの溶液を用いて行った。リン酸溶液に製紙スラッジ焼却物を添加し、600rpmで撹拌することで、溶液中のリン濃度の変化を分析・解析した。焼却物のリン除去挙動は陽イオンの種類によりほとんど影響を受けなかった。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015a/pdf/3419.pdf" target="_blank"></a>
