講演情報

[3802]1573KにおけるFeOx-SiO2系スラグと溶銅間のアンチモンの分配挙動

伊藤哲平2, 岩渕仁那2, 関本英弘2, 山口勉功2 (1.岩手大学大学院, 2.岩手大学)
司会:安田幸司(京都大学)

キーワード:

FeOx-SiO2系スラグ、アンチモン、分配比、活量係数

近年、リサイクル原料由来のアンチモンの増加に伴い、銅製錬プロセスの電解工程で大量のアノードスライムが発生し、アンチモンをスラグへ分配させることが望まれている。スラグ-マット間やスラグ-溶銅間の分配を考える上で、スラグ中のアンチモン酸化物の活量係数は重要なデータである。そこで本研究では、はじめに1573K、鉄飽和においてジルコニア固体電解質電池法で酸素分圧を測定しながらFeOx-SiO2系スラグと溶銅間のアンチモンの分配を決定した。次いで1573Kで酸素分圧をCO-CO2混合ガスで制御して、FeOx-SiO2系スラグと溶銅間のアンチモンの分配比を求めた。得られたスラグと溶銅間のアンチモンの分配比のデータに基づき、スラグ中の酸化アンチモンSbO1.5の活量係数とスラグ中のFeOx濃度の関係を明らかにした。溶銅とスラグ間のアンチモンの分配比はスラグ中のFeOx濃度の増加に伴い大きくなる。log pO2 = -8における値は鉄飽和の場合と比較して大きな値を示すことが分かった。


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