講演情報
[PY-04]酸化物薄膜太陽電池材料β-CuGaO2の薄膜作製
○鈴木一誓1, 長谷拓1, 喜多正雄2, 小俣孝久1 (1.大阪大学, 2.富山高等専門学校)
キーワード:
酸化物半導体、薄膜、太陽電池
ウルツ鉱型派生構造を有するβ-CuGaO2は、1.47 eVの直接ギャップを有し、p型伝導を示すことから、薄膜太陽電池の光吸収層として期待されるが、これまでのところ薄膜の作製に関する報告はない。バルクのβ-CuGaO2は、同じウルツ鉱型派生構造を有するβ-NaGaO2を前駆体とし、これをCuClと混合し熱処理しCu+へとイオン交換することで得られている。本研究ではこのプロセスに基づいて、スパッタ法で作製したβ-NaGaO2薄膜のイオン交換によりβ-CuGaO2薄膜の作製を試みた。
イオン交換処理後の薄膜中には残留Naは無く、Na+はCu+へと交換されていることが確かめられた。そのXRDパターンはβ-CuGaO2のそれと一致し、本方法でβ-CuGaO2薄膜が作製できることが明らかとなった。また、配向したβ-NaGaO2薄膜をイオン交換すると、その方位を維持したβ-CuGaO2薄膜が得られたことから、イオン交換は薄膜の方位を保存して進行することが明らかとなった。透過率測定から決定したβ-CuGaO2薄膜のバンドギャップは1.46 eVであり、粉末での報告値とよく一致した。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015b/pdf/PY-04.pdf" target="_blank"></a>
イオン交換処理後の薄膜中には残留Naは無く、Na+はCu+へと交換されていることが確かめられた。そのXRDパターンはβ-CuGaO2のそれと一致し、本方法でβ-CuGaO2薄膜が作製できることが明らかとなった。また、配向したβ-NaGaO2薄膜をイオン交換すると、その方位を維持したβ-CuGaO2薄膜が得られたことから、イオン交換は薄膜の方位を保存して進行することが明らかとなった。透過率測定から決定したβ-CuGaO2薄膜のバンドギャップは1.46 eVであり、粉末での報告値とよく一致した。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015b/pdf/PY-04.pdf" target="_blank"></a>
