講演情報

[PY-20]銅ショットを用いた新規電解精製プロセスにおける電解挙動および不動態化に関する基礎的研究

杉山晶宣1, 柴田悦郎2, 飯塚淳2, 中村崇2 (1.東北大学大学院環境科学研究科, 2.東北大学多元物質科学研究所)

キーワード:

電解精製、銅ショット、白金

現在、リサイクル原料を主要原料とした銅製錬では、ショット状の粗銅を製造して硫酸中に溶解し、貴金属等の未溶解残渣を分離した後に電解採取により電気銅が製造されている。しかし、この方法では、粗銅の溶解に高温が必要なことや、使用電力量が電解精製に比べて大きくなるなどの問題点がある。そこで本研究では、白金など不純物の含有量の多い粗銅に対して、電解採取に代わる新たな電解プロセスを開発するために白金を含有した銅ショットをアノードに用いた電解精製実験を行った。実験には回転電極装置を用い、カソードには直径7 mmの銅ディスク電極、アノードには直径約2.0~2.5 mmで白金を0.76mass%含有した銅-白金合金ショット18個を白金網のバスケットに入れたものを用いた。電流値を77~231 mAに変化させ、実験中のアノード電位の変化を測定し、アノードの不動態化に伴う急激な電位の上昇が起るまで電解を行うことで、ショット状のアノードを用いた場合の電解特性の検討を行った。


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