講演情報
[PY-51]マイクロバブル浮選による粘土系微粒Cs吸着剤の回収
○橋本志帆1, 日下英史1, 陳友晴1, 楠田啓1, 馬渕守1 (1.国立大学法人 京都大学 大学院 エネルギー科学研究科)
キーワード:
マイクロバブル浮選、除染、粘土鉱物、Cs吸着剤
放射性Csを含む汚染水の除染方法としてカチオン交換能を持つ各種粘土鉱物等のCs吸着剤微粒子によりCs+を吸着して固定化する方法が一般的であるが、これら微粒子をそのまま完全回収することは困難とされている。そこで、繊維や磁性体に担持させる方法が提案されているが、二次廃棄物の大量発生が懸念されており、このような微粒子を完全に直接回収する手法の開発が望まれている。本研究では粘土系微粒吸着剤としてベントナイトとゼオライトの微粒産物を選定し、超微粒子の分離に有効なマイクロバブル浮選(MBF)により同粒子の回収を目指すと共に浮遊挙動を界面化学的に検討した。
ゼオライトとベントナイトのゼータ電位測定を行った結果、共にpH 2~13の領域において負に帯電していることが確認された。このような界面特性を有する2つの粘土鉱物微粒子にドデシルアミン塩酸塩を用いてMBFを行った結果、ゼオライトはpH 2.4~12.2において回収率は85~99 %でほぼ一定であったが、ベントナイトはpH 2.7~11.9においてほぼ100 %の回収率が得られたもののpH 12以上で回収率が低下する傾向が確認された。これは高pH領域でドデシルアンモニウムイオンの界面活性作用が消失したためと考えられる。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015b/pdf/PY-51.pdf" target="_blank"></a>
ゼオライトとベントナイトのゼータ電位測定を行った結果、共にpH 2~13の領域において負に帯電していることが確認された。このような界面特性を有する2つの粘土鉱物微粒子にドデシルアミン塩酸塩を用いてMBFを行った結果、ゼオライトはpH 2.4~12.2において回収率は85~99 %でほぼ一定であったが、ベントナイトはpH 2.7~11.9においてほぼ100 %の回収率が得られたもののpH 12以上で回収率が低下する傾向が確認された。これは高pH領域でドデシルアンモニウムイオンの界面活性作用が消失したためと考えられる。
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