講演情報

[PY-81]全波形逆解析を用いた坑井間トモグラフィーによる 密度定数推定法の研究

寺西慶裕1, 三ケ田均1, 武川順一1 (1.京都大学大学院工学研究科)

キーワード:

地震探査、全波形逆解析、密度

全波形逆解析手法は高精度な地下の速度構造を求めるため近年注目されている方法である。弾性波の伝播にはP波速度、S波速度、密度という弾性定数の影響を受けるため、これらの定数をモデリング中や逆解析において含めることが必要である。一方で、複数定数を推定する逆解析手法では、それぞれの定数が他の定数の推定に影響を与えてしまい、適切な定数の推定ができないという問題がある。特に弾性定数のうち密度について、推定することが難しい定数であり、経験式によって求められるか、あるいは一定の値として扱われてきた。しかし経験式などでは適用範囲が狭められ、近年開発の進むサブソルト層などでの全波形逆解析手法の適用が困難となる。本研究の目的は,密度を他の定数と同時に推定する、あるいは密度構造単体で推定するなどのアプローチを試行し,密度構造の推定法を最適化する点にある。現段階でどのような弾性定数の推定方法が最も信頼できるかという点について、局所最適化の観点から評価を行う。


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