講演情報
[3301]アルミナ粒子表面における櫛型高分子の吸着形態が立体障害効果に及ぼす影響
○田中健貴1, 名和豊春2, 胡桃澤清文2, 森永祐加1 (1.北海道大学大学院工学院環境循環システム専攻, 2.北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門)
司会:林直人(産総研)
キーワード:
懸濁液、櫛型高分子、吸着層厚、立体障害効果、原子間力顕微鏡
コンクリート、セラミクス、塗料等の工業素材として高濃度の懸濁液は広く用いられており、懸濁液の分散安定化のために分散剤が広く用いられている。コンクリート、セメントの分野ではポリカルボン酸系分散剤(PC)が用いられている。PCはカルボキシ基を持つ主鎖とポリエチレングリコール(PEG)からなる側鎖で構成される櫛型高分子である。PCのカルボキシ基が表面電荷を持つセメント粒子表面に吸着し、液相に伸長した側鎖の立体障害効果によって懸濁液を分散安定化させる。そのため、吸着したPCで形成される層の厚さが分散安定に寄与するものと考えられる。
森田らは流動性測定によって得られたデータを用いて粒子間力を計算し、DLVO粒子間相互作用曲線とのフィッティングにより吸着層厚さを求めている。しかしながら、実際に顕微鏡を用いて吸着高分子の観察を行なっておらず、検討が必要である。本研究では原子間力顕微鏡を用いて吸着高分子の層厚さを観察し、計算値との比較を行なった。
森田らは流動性測定によって得られたデータを用いて粒子間力を計算し、DLVO粒子間相互作用曲線とのフィッティングにより吸着層厚さを求めている。しかしながら、実際に顕微鏡を用いて吸着高分子の観察を行なっておらず、検討が必要である。本研究では原子間力顕微鏡を用いて吸着高分子の層厚さを観察し、計算値との比較を行なった。
