講演情報

[1702]二酸化炭素‐塩水‐鉱物三相界面の濡れ性変化に対する分子動力学的検討

志賀正茂1, 梁云峰2, 村田澄彦1, 林為人1, 松岡俊文3 (1.京都大学大学院工学研究科, 2.東京大学, 3.深田地質研究所)
司会: 佐々木久郎(九大)

キーワード:

CCS、濡れ性、分子動力学

CCSは二酸化炭素の大気中への排出量を削減する有効な技術として注目されている。貯留層の鉱物表面の濡れ性は、圧入された二酸化炭素の流動や遮蔽性能に影響する重要な因子である。先行実験では超臨界二酸化炭素環境下で濡れ性の変化が見られている。Arifら(2015)による実験では圧力と塩水濃度の増加が濡れ性に対して大きく影響しCCSの安全性の低下を意味する結果が報告されている。しかし、濡れ性のデータに関しては測定者によって大きく異なる値も見られる。そこで本研究では理想環境を設定しArifら(2015)の実験と同様に二酸化炭素-塩水-白雲母の三相からなる系で分子動力学計算を行い、値の比較を行った。さらに、三相の相互作用について分子レベルでの理解を目的としてナノスケールでの現象に着目した。