講演情報
[3102]松川での地熱開発
○佐藤浩 (元 日本重化学工業株式会社)
司会: 當舎利行(熊本大学)
キーワード:
松川、地熱発電、蒸気卓越、調査、開発
今から50年前の1966年10月8日に岩手県松尾村(現八幡平市)の松川地熱発電所は出力9500kW で営業運転を開始した。この松川地熱発電所には日本重化学工業の初代社長である富岡重憲氏の業績が大きい。1950年代の石油価格が低い時代にすでに地熱に着目していたのは、合金鉄を製造する会社にとって安価な電力が必要としていたことと、1952年から松尾村が観光資源のために掘削した坑井がすべて蒸気井であったことが大きい。松川地熱発電所は、運転を開始して2年後の1968年に出力が20,000kWとなり、現在に至っている。我が国初の地熱発電所である松川地熱発電所の開発経緯などについて講演を行う。
