講演情報

[3208]熱分解法で得られるRuO2系ナノ触媒の粒径が酸素発生反応に及ぼす影響

木村秀平, 盛満正嗣 (同志社大学大学院)
司会: 安田幸司(京都大学)

キーワード:

金属電解採取、酸素発生用触媒、ナノ粒子、ターフェル勾配

当研究室では,熱分解法で合成した非晶質RuO2-Ta2O5被覆チタン電極を金属電解採取の陽極に用いると,従来用いられている鉛合金電極よりも電解電圧を大幅に削減できること,この効果が触媒の非晶質化による反応表面積の増加によることなどを報告してきた.本研究では,非晶質化が酸素発生の電荷移動過程に及ぼす影響について検討するため,RuO2系触媒層中のRuO2の粒子サイズとTafel勾配の関係を研究した.その結果,硫酸浴からの酸素発生に対して,RuO2のナノオーダーでの粒子サイズの変化によってTafel勾配が変化し,粒子サイズが小さくなるほどTafel勾配が減少することなどを明らかにした.