講演情報

[1101-10-03]アンモニアアルカリ性水溶液中における電解条件と粗銅の不動態化の関係

重田 晃輝1,2大石 哲雄1、松野 泰也3 (1. 産業技術総合研究所、2. 東京大学、3. 千葉大学)
司会: 八木俊介(東京大学)

キーワード:

銅電解精製、高不純物粗銅、一価銅電解、アンモニア水溶液

アンモニアアルカリ性水溶液中における一価銅イオンを利用した電解精製について、浴組成等が不動態化時間に与える影響を調べた。その結果、浴温度や一価銅イオン濃度のみならず、アンモニア濃度も大きく影響することが確認された。アンモニア濃度は一価銅イオンの溶解度と正の相関があることがこれまでの研究で確認されていることから、飽和溶解度の低下が原因と推測される。さらに、銅が酸化溶解して一価銅イオンを形成する過程ではアンモニアが消費されることから、アンモニアの拡散速度も不動態化挙動を大きく左右する要因であることが改めて確認された。