講演情報

[1111-12-02]塩酸溶液中のルテニウム化学種及びその抽出挙動の解析

鈴木 智也1、成田 弘一1、尾形 剛志1、小林 徹2、塩飽 秀啓2、矢板 毅2 (1. 国立研究開発法人産業技術総合研究所、2. 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)
司会: 高崎康志(秋田大学)

キーワード:

溶媒抽出、ルテニウム、XAFS、UV-vis

現行の白金族金属の湿式製錬技術は、溶媒抽出法をベースにしているが、Ruに関しては蒸留法が用いられRuO4として回収される。RuO4は、酸化力が非常に強いため、RuO4ガスの流出による人体への影響や、また、前処理での酸化剤の添加に伴う過酸化物の生成による安全性の低下が懸念される。それ故、塩酸溶液中のRuに効果的な抽出分離技術の開発は重要である。しかしながら、塩酸溶液中のRuイオンの化学種についての情報は、他の白金族金属と比較して極めて少ない。そこで、本研究では、UV-visやXAFS等の分光学的手法を用い、塩酸溶液中のRu化学種の解析を行い、さらに各種抽出剤のRuに関する反応性について検討を行った。