講演情報

[1212-21-08]低品位銅鉱石から砒素除去のための磁選を主とした物理選鉱に関する研究

ドドビバ ジョルジ1、岩崎 友亮1、藤田 豊久1 (1. 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻)
司会: 所千晴(早稲田大学)

キーワード:

銅鉱石、砒素、磁選

近年、低品位銅鉱石が増える中で銅鉱石中のヒ素品位が増加する鉱石があり、ヒ素の除去方法としての新たな選鉱手法が必要とされている。本研究では磁選を主とした物理選鉱を利用してヒ素含有鉱物とヒ素の少ない銅鉱物を選別し、よりヒ素含有量の少ない銅鉱石精鉱を得ることを目的とした。
ヒ素含有低品位銅鉱物、および銅鉱物、随伴鉱物の純度の高い単一鉱物として各種ヒ素含有鉱物(硫砒銅鉱、砒四面銅鉱など)とヒ素の少ない銅鉱物(黄銅鉱、班銅鉱など)を入手した。基本的な鉱物組成情報があればその情報を利用し、既存の情報が無い場合は提供された試料のPolished sectionを作成し、SEM、EDSによる構成鉱物のサイズと鉱物分析を行う。次に各鉱物について、VSMによる磁化、導電率などの物理測定を行い、比較する。
最後に各種単独の銅鉱物および随伴が予想される鉱物について各鉱物を100μm以下に粉砕し、高勾配磁力選別、静電コロナ選別機による静電選別をそれぞれ調査した。主として磁選を組み合わせて、物理選鉱に必要な最適条件を求めた。