講演情報
[1212-21-10]化学的手法によるヒ素分離回収の高度化に関する基礎的検討
○成田 弘一1、大石 哲雄1、尾形 剛志1、田中 幹也1、小林 徹2、塩飽 秀啓2、矢板 毅2 (1. 産業技術総合研究所、2. 日本原子力研究開発機構)
司会: 所千晴(早稲田大学)
キーワード:
ヒ素、アルカリ溶液、吸着分離、構造解析、電解
銅精鉱からのヒ素の分離に関しては、アルカリ溶液を用いた浸出法が有用であることが報告されているが、アルカリ浸出液からのヒ素の回収率は十分な値とは言えない。よって、銅精鉱からのヒ素除去プロセスの最後段を担う重要工程である、アルカリ溶液からのヒ素回収技術に関しては改善すべき点が多く、基礎的知見に基づいた詳細な分離回収挙動の把握が必要である。しかしながら、高アルカリ濃度(高濃度ナトリウムイオン共存)におけるヒ素の分離に関する知見は極めて乏しいのが現状である。本研究では、銅精鉱からのヒ素の湿式分離回収技術の適用可能性を検討することを目的とし、高濃度アルカリ溶液中のヒ素の溶存状態、各種分離剤による分離性能及び電解挙動を調べた。
