講演情報

[3201-10-06]廃棄パーライトを原料とするFAU型ゼオライトの合成と評価

笠井 誠1、小林 与生1、東郷 政一2、中平 敦2,3 (1. 三井金属鉱業株式会社 、2. 大阪府立大学、3. 東北大学金属材料研究所附属産学官広域連携センター)
司会: 松岡光昭(早稲田大学)

キーワード:

パーライト、ゼオライト、水熱合成

パーライトは真珠岩を主原料とし、それらを粉砕、加熱処理することで生産される発泡性ケイ酸アルミニウムの白色の粉体である。パーライトの結晶構造は非晶質(ガラス質)であり、軽量で耐熱性・耐火性・耐薬品性・断熱性に優れるといった物理特性を持ち、建築資材や断熱材として多く用いられている。特にLNGタンクなどの大型タンクの断熱材に用いられており、タンクの更新や廃棄時には大量の廃棄パーライトが生じる状況にある。これらの廃棄パーライトは産業廃棄物として埋めたて処理されており、本研究では、この貴重な天然資源であるパーライトの効果的な再利用法として水熱法を用いFAU型ゼオライトの合成技術の確立を検討した。原料である廃棄パーライトの前処理や合成時のSi/Al比の調整によりFAU型ゼオライトの合成に成功した。