講演情報

[3211-22-04]一般廃棄物焼却灰からの金属回収

黒木 涼太1、大矢 仁史1、石田 一聖2、山崎 健一2 (1. 北九州市立大学、2. 丸屋商事株式会社)
司会: 篠田弘造(東北大学)

キーワード:

一般廃棄物、焼却灰、金属回収、酸化鉄

一般廃棄物焼却灰中には大きく、鉄、非鉄金属、ステンレスが含まれており、割合として鉄が約5%、非鉄金属、ステンレスが約1%含まれている。金属資源が乏しい日本では、回収が重要となる。本研究では、資源制約の観点より一般廃棄物焼却灰の中から鉄、非鉄金属などの回収プロセスについて検討を行う。
 丸屋商事(株)では、実際に焼却灰中に含まれる金属の分離を行っている。磁力選別機を用いて鉄を分離し、スクラップ鉄として販売している。本研究ではさらに、回収されたミックスメタルについても、渦電流選別機、高磁力選別機などを用い、銅、アルミニウム、ステンレスなどに詳細に分離を行う。各回収物がどの程度の品位を持つのかを蛍光Ⅹ線分析装置を用い測定した。
 回収した鉄の品位を同定することを目的として、回収鉄中の酸化鉄の割合を測定した。磁力選別で回収した鉄を粉砕して、得られた粉体の酸化鉄の割合を蛍光X線分析、X線回析装置を用いて測定した。また、サンプルを切断し電子顕微鏡を用いて切断面の酸化状況を観察した。