講演情報

[1401-10-09]マンガン酸化物被覆チタン電極でのMnO2のアノード電着に及ぼす電解条件の影響

○吉田 裕紀1、川口 健次1、盛満 正嗣1 (1. 同志社大学)
司会:小山和也(千葉工業大学)
Chairman: Kazuya Koyama (Chiba Institute of Technology)

キーワード:

二酸化マンガン、陽極析出、酸化物被覆チタン電極

亜鉛電解採取の電解液は,亜鉛鉱に含まれているか,または亜鉛イオンを抽出する過程で混入するMn2+が含まれている.亜鉛電解採取時には,Mn2+は鉛合金アノード上で酸化されてMnO2となり,これが蓄積すると鉛合金の一部とともに脱落してスラッジとなる.一方,硫酸マンガン浴から電解によってアノード析出させた電解二酸化マンガン(EMD)は,電池材料としてよく知られているが,亜鉛電解採取浴からのEMDの回収は実現できていない.本研究では,MSA®を利用した亜鉛電解採取において,Mn2+が濃縮された電解採取液からEMDを回収するためのアノードとして,マンガン酸化物被覆チタン電極を取り上げた.このアノードの作製条件やEMDをアノード電着させる際の電解条件等が,電流効率などの電着・回収特性に及ぼす影響について研究した結果を報告する.