講演情報
[1711-19-02]結晶性の異なるリン酸鉄を出発原料とした多孔質酸化鉄の生成およびヒ素吸着特性
○大澤 隆裕1、大川 浩一1、篠田 弘造2、加藤 貴宏1、菅原 勝康1、鈴木 茂2 (1. 秋田大学、2. 東北大学)
司会:晴山 渉(岩手大学)
Chairman: Wataru Hareyama (Iwate University)
Chairman: Wataru Hareyama (Iwate University)
キーワード:
ヒ素、吸着、多孔質酸化鉄、リン酸鉄
ヒ素吸着材料の一つとして多孔質酸化鉄が報告されている。この材料は砒素を吸脱着できる可能性を有することから,再利用可能な材料として研究が進められている。この多孔質酸化鉄の合成は,原料であるスコロダイトおよびリン酸鉄粒子をアルカリ処理することで得られる。その際の特徴は原料粒子の外形を維持した状態で得られることである。そのため,原材料の粒径を大きくすることで比表面積が大きく,沈降性に優れた多孔質酸化鉄の合成が可能である。多孔質酸化鉄は,原料粒子がアルカリ溶液で溶解し,析出する過程で形成すると考えられているが,その詳しいメカニズムについてはわかっていない。そのため,原料の結晶性や水和物の有無などが多孔質酸化鉄の形成・形状にどのように影響を与えるかを調べた。原料としては,アモルファスのリン酸鉄,結晶性リン酸鉄を選択した。アモルファス原料に関しては水和物と無水和物を用意した。また,各原料から合成した多孔質酸化鉄のヒ素吸着特性を調べた。
