講演情報
[2201-05-02]JOGMECにおける自然力活用型坑廃水処理技術の研究開発について
○濱井 昂弥1、佐藤 佑樹1、小島 和浩1、林 健太郎1、高本 宏介1、小林 幹男1、増田 信行1、岨中 真洋1、佐藤 由也2、稲葉 知大2、堀 知行2、羽部 浩2、酒田 剛1 (1. 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、2. 国立研究開発法人産業技術総合研究所)
司会:岨中真洋 (独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
Chairman: Masahiro Sowanaka (Japan Oil, Gas and Metals National Corporation)
Chairman: Masahiro Sowanaka (Japan Oil, Gas and Metals National Corporation)
キーワード:
坑廃水処理、自然力活用型坑廃水処理、硫酸還元菌、実証試験
JOGMECでは、もみがら、米ぬか等が充填されたリアクター【嫌気反応槽】を用いて、硫酸還元菌を活用する坑廃水処理プロセス(JOGMECプロセス)について検討を進めている。これまでにA鉱山では鉄や亜鉛、銅、カドミウムを含む坑内水を対象として、室内基礎試験に続き屋外においてベンチスケール実証試験を実施し、滞留時間25時間程度の条件において概ね良好な処理結果を得た。そこで、平成28年より、同鉱山においてパイロットスケール実証試験を開始した。同試験設備は、鉄を効率的に除去するための鉄酸化・除去槽を含む前処理槽、硫酸還元菌を活用した金属析出を行う嫌気反応槽、さらには調整槽をそれぞれ2系列備え、より実導入を模した試験設備とした。現在は、嫌気反応槽の滞留時間が25時間となる通水量(2槽合計5.2 L/min)で通水試験を実施しており、前処理の有無による処理性能の差異について比較している。本試験の実施により、これまでに構築したプロセスの処理効果について実証し、また、スケールアップによる影響を確認するとともに、今後はコスト削減効果についても検討を進める。
