講演情報
[2401-06-01]放射性物質と素材プロセッシングとの関わり
○佐藤 修彰1 (1. 東北大学)
司会:武部博倫(愛媛大学)
Chairman: Hiromichi Takebe (Ehime University)
Chairman: Hiromichi Takebe (Ehime University)
キーワード:
放射性物質、レアメタル資源、NORM、核燃料、放射性廃棄物処理
レアメタル鉱石にはウランなどを含むNORMが混在し、鉱石処理においてはこれら放射性物質の挙動と処理・処分が課題である。一方、福島第一発電所事故において炉内に発生した燃料デブリの性状や挙動の評価が廃炉対策において不可欠であるとともに、核燃料や核分裂性生成物を含放射性廃棄物の処理・処分についての対応も検討していく必要がある。炉内では高温状態にあった燃料酸化物と被覆管や鉄鋼、セメント等の構造材とが反応して燃料デブリを生成している。その状況は、鉱物の生成過程と類似性がみられ、その処理においては選鉱・製錬、すなわち素材プロセッシングのノウハウが有効である。具体的には、デブリ生成に関しては酸化物―金属間の高温冶金プロセスであり、放射性物質を含む汚染水の発生に関しては湿式プロセスが対応することになる。ここでは、資源や廃棄物などに含有される放射性物質の状態について評価し、それらの処理において、どのようなプロセッシングが適用されてきたかを紹介するとともに、放射性物質を含む燃料デブリに関する素材プロセッシングの在り方を検討する。
