講演情報
[2407-11-04]熱力学と状態図に基づいた銅のスラグ損失に関する考察
○山口 勉功1 (1. 早稲田大学)
司会:柴田悦郎(東北大学多元物質科学研究所)
Chairman: Etsuro Shibata (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials, Tohoku University)
Chairman: Etsuro Shibata (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials, Tohoku University)
キーワード:
銅溶解度、Fe-S-O系、ポテンシャル図、Fe3O4
銅精鉱を酸化溶錬することにより、マット熔錬では銅品位60~65mass%程度の銅鉄マットが、製銅熔錬でマットを酸化熔錬し粗銅が得られる。これらの酸化溶錬の過程で銅は酸化されスラグへ溶解する。また、酸素ポテンシャルが高くなると鉄分がマグネタイトとして析出し、銅のスラグへの損失を促進させることが知られている。本稿では従来の報告と筆者の実験結果に基づき、1)銅製錬におけるスラグへの銅の酸化溶解、2)マグネタイトの生成、3)オキシサルファイドの生成、などについて、熱力学と状態図を用いて考察を試みた。考察結果から銅のスラグ損失低減とスラグ組成の関係を紹介する。
