講演情報

[P1-01]CO2溶解促進のためのマイクロバブルCO2圧入の効果検証;長尺コア試料の例

○朴 赫1、蒋 蘭蘭1、木山 保1、薛 自求1 (1. 公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE))

キーワード:

マイクロバブル、超臨界CO2、X線CT、ベレア砂岩、長尺コア試料

マイクロバブル化したCO2圧入によるCO2溶解促進効果を調べるために、多孔質砂岩のCO2フラッド実験を行った。本研究では、マイクロバブル化の効果を確認すると共に長尺コア試料(Berea砂岩)を用いることでマイクロバブルの効果がどの程度まで続くのかを確認する。この試料はコア軸に平行な層理面が発達していて、この層理面は水平になるようセットした。マイクロバブルフィルターは試料の上流側に試料と接するようにセットした。実験では、間隙圧10MPa、温度40℃ 封圧15MPaとした。X線CT画像解析を用いることで、試料の孔隙率確定および実験中CO2飽和度変化のモニタリングを行った。ブレークスルー時のCO2 飽和率を比較すると、マイクロバブルの場合とノーマルバブルの場合で約5%ポイントの差が認められる。特に、約1.5PVまでのCO2圧入過程において、試料中央部20~170mm部分ではマイクロバブルの方が顕著に高いCO2飽和率を示した。今回の研究結果は、マイクロバブル化したCO2の圧入がよりCO2溶解を促進することを意味しており、今後のCCS事業において貢献できる技術と期待している。