講演情報
[PY1-02]高SiO2含有亜鉛精鉱からのSiO2分離に関する研究
○小野 竜大1、芳賀 一寿1、高崎 康志1、川村 茂1、柴山 敦1 (1. 秋田大学)
キーワード:
SiO2、単体分離、選択粉砕、媒体撹拌ミル
現在、国内の亜鉛製錬所では、原料鉱石(亜鉛精鉱)を全量海外から輸入しているが、海外鉱山で生産される亜鉛精鉱の一部には、SiO2を多く含有するものがある。本研究では選鉱学的手法を用いて亜鉛精鉱中のSiO2の低減を目指している。これまでの研究で、亜鉛精鉱を前処理なしで浮遊選鉱等の分離操作を行ってもSiO2粒子が単体分離していないため、亜鉛精鉱とSiO2の分離が困難であることが確認されている。そこで、本研究ではSiO2粒子の単体分離向上を目的として粉砕技術の開発を行っている。具体的には粉砕方法の違いによるSiO2粒子の単体分離性を比較するため、亜鉛精鉱を体積粉砕で粉砕を行う振動ミル、表面粉砕で粉砕を行う媒体撹拌ミルを用いてそれぞれ粉砕を行った。粉砕後の亜鉛精鉱に対してふるい分けを行い、SiO2及び亜鉛の分布とSiO2の単体分離度を測定した。その結果、ある条件で粉砕を行うと、SiO2が粗粒側に濃縮され、SiO2の単体分離度も向上することが確認された。
