講演情報
[PY1-08]磁鉄鉱を主成分とする低品位鉄鉱石への磁選の適用
○山舘 浩嗣1、芳賀 一寿1、柴山 敦1、樋口 謙一2、水谷 守利2 (1. 秋田大学、2. 新日鐵住金株式会社)
キーワード:
磁選、低品位鉄鉱石、磁鉄鉱
本研究では低品位鉄鉱石の有効利用を目的に、磁選を用いた選鉱学的手法の適用可能性を調査した。本実験では、磁鉄鉱(Fe3O4)を主成分とする低品位鉄鉱石(Fe品位32.1mass%、SiO2+Al2O3品位48.3 mass%)を対象に、交番磁選機による2段湿式磁選を検討した。磁着物に洗浄操作および再粉砕を施し、得られた鉱石中の各成分品位およびSiO2やAl2O3等の不純物の分離性を調べた結果、最終産物中のFe品位が67.8 mass%まで向上し、SiO2+Al2O3品位は5.6 mass%まで低減した。以上の結果より、磁鉄鉱を主成分とする低品位鉄鉱石への磁選の有用性が確認され、鉄鋼原料として利用可能な鉱石を回収することができた。
