講演情報

[1401-09-08]湿式高勾配磁選を用いた低品位鉄鉱石の高品位化

○山舘 浩嗣1、芳賀 一寿1、柴山 敦1、水谷 守利2、樋口 謙一2 (1. 秋田大学、2. 新日鐵住金株式会社)
司会:松岡 光昭(関西大学)

キーワード:

湿式高勾配磁選、低品位鉄鉱石、赤鉄鉱

本研究では低品位鉄鉱石の有効利用を目的に、磁選を用いた選鉱学的手法による高品位化を調査した。本実験では、赤鉄鉱(Fe2O3)を主成分とする低品位鉄鉱石(Fe品位34.1mass%、SiO2+Al2O3品位49.6 mass%)を対象に、高勾配磁選機による2段の湿式磁選を検討した。具体的には、磁選機内に充填するマトリックスとして鉄製丸パイプ(6.0 mm×18本)を用い、回収した鉱石中の各成分品位およびSiO2、Al2O3等の分離性を調べた。その結果、最終産物中のFe品位が63.5 mass%まで上昇し、SiO2+Al2O3品位は目的とする7 mass%程度まで低下した。以上の結果より、湿式高勾配磁選を用いることで赤鉄鉱を主成分とする低品位鉄鉱石の高品位化が可能であることを明らかにした。