講演情報
[3201-10-04]FEMによる二段土留め施工における土留め壁の挙動に関する検討
○前原 一稀1、佐久間 誠也2、船津 貴弘1、濵中 晃弘1、笹岡 孝司1、島田 英樹1 (1. 九州大学、2. 青山機工(株))
司会:加藤 昌治(北海道大学)
キーワード:
有限要素法、二段土留め、掘削、挙動
都市部の過密化のために地下空間の有効活用の観点からライフライン等のインフラ設備の地中への移行が進められている。近接構造物の存在など地下空間利用の高度化に伴い、二段土留めと呼ばれる特殊な土留めが適用されるケースは増加傾向にある。二段土留めとは、開削工法で用いられる土留め工法の一つで、地下構造物の形状や既存の地下埋設物の設置状況によって一次土留め壁と二次土留め壁を設置して土砂の崩壊を防ぐ工法である。しかし、現在二段土留めの設計において、設計基準類は存在せず、設計者の判断で個別に設計を行い、土留め壁の影響を評価して行っているのが現状である。そこで本研究では、二段土留め施工が土留め壁へどのように影響を及ぼすかについての知見を得るために、FEMによる解析を行った。検討した項目として、一次土留め壁と二次土留め壁の間の水平距離、一次土留め壁の根入れ長さ、土質の物性に着目し、それらが土留め壁に与える影響について検討した。本報告では、種々の検討結果について述べる。
