講演情報
[3201-10-07]ベンチ発破における起砕物の飛翔挙動に関する実験的検討
○西森 光輝1、高橋 良尭1、山口 耕太郎1、笹岡 孝司1、濱中 晃弘1、WAHYUDI Sugeng 1、島田 英樹1、七海 睦二2、井上 雅3、安藤 健太3、一ノ瀬 政友4 (1. 九州大学、2. JX金属探開株式会社、3. 春日鉱山株式会社、4. CUIER)
司会:齊藤 貢(岩手大学)
キーワード:
ベンチ発破
ベンチ発破とは露天掘り鉱山において階段状に切羽面を形成する発破工法であるが,開発の大規模化・計画的な採掘の際に大塊の発生や飛石,振動,騒音など周辺環境に深刻な影響を与えることが問題となっている。その中でも、ベンチ発破に伴う飛石事故は,火薬類使用に伴う事故の約7割を占めている。飛石発生の要因として,岩盤状態を考慮した発破設計指針が未確立であるということが挙げられる。これまで熟練の発破技術者が経験を基に岩盤観察,試験発破,穿孔の様子等の結果から発破設計を行ってきたが,技術者不足と高齢化により,今後これらのノウハウが引き継がれないことが予想される。そこで本研究では,露天掘り鉱山における適切な発破設計指針構築のための知見を得る為に、総合的な岩盤評価法であるRMRを用いて岩盤状態を評価し,一連の現場試験の結果から様々な発破規格および岩盤状態における起砕物の飛翔挙動に関して検討を行い、起砕物の飛翔距離予測方法について提案した。
