資源・素材2018(福岡)

資源・素材2018(福岡)

2018年9月10日〜9月12日福岡工業大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2018(福岡)

資源・素材2018(福岡)

2018年9月10日〜9月12日福岡工業大学

[1601-06-03]非弾性ひずみ回復法における計測ひずみデータの統計的処理

○長野 優羽1,2、林 為人3、富士原 敏也4,2(1. 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、2. 高知大学、3. 京都大学、4. 国立研究開発法人海洋研究開発機構)
司会:濱中 晃弘(九州大学)

キーワード:

応力測定、非弾性ひずみ回復、統計的処理

メタンハイドレート海洋産出試験における地盤特性評価を目的として、試験地点付近においてボーリングされた海洋底堆積物を用いてコア法のひとつである非弾性ひずみ回復(ASR)法を適用し、応力評価を実施した。一般的に応力の開放に伴う非弾性ひずみ回復量は弾性ひずみに比べてはるかに小さく、応力解放後速やかに高い精度でひずみを測定する必要がある。そのため、応力計測は掘削サイト内の実験室で、海洋掘削の場合は掘削船上で採取直後のコアを用いて実施される。非弾性ひずみの測定手法についてはこれまで様々な方法が提案され、本研究ではコア表面の独立する6方向を含む9方向にひずみゲージを貼付する方法を採用した。また、温度や含水量の変化など、応力の解放以外にひずみを発生させる要因を取り除くため、ひずみゲージを貼付したコアを密閉した状態で一定温度に制御された水槽内に据えて計測を行った。このように、ひずみ測定についてはある程度手法が確立されているが、一方で解析における計測データの取り扱いについてはあまり議論されていない。本研究では、より信頼性の高い解析結果に導くための計測データの統計的な処理について検討を行った。