講演情報
[1708-10-01]小規模金採掘現場における水銀の個人ばく露の現状と課題
○野田 和俊1、愛澤 秀信1、丸本 幸治2、丸本 倍美2、冨安 卓滋3、児玉谷 仁3、駒井 武4、中村 謙吾4 (1. 産業技術総合研究所、2. 国立水俣病総合研究センター、3. 鹿児島大学、4. 東北大学)
司会:鈴木 祐麻(山口大学)
キーワード:
水晶振動子、水銀、個人ばく露、小規模金採掘、環境計測
水銀に関する水俣条約に伴い、世界規模で水銀の使用・排出の削減や廃棄物管理などの対応が行われている。その中で、世界の排出量の約4割程度は東南アジアや南米、アフリカなどで行われている零細小規模金採掘現場で使用している水銀であり、この作業環境中における個人ばく露による健康被害が懸念されている。
本研究では、金属水銀(Hg)濃度を高感度に検知可能な水晶振動子を利用した個人ばく露測定システムを試作し、現場適応化に向けて研究を進めている。この検知原理は、水晶振動子表面への物質吸着による基本発振周波数が比例的に減少する現象を利用)しており、Hgが金電極に対するアマルガム反応を応用している。今までの研究成果を応用して、現場測定用試作器を用いて実際の現場で測定を行っている。ここでは、異なる金採掘方法を使っているインドネシア、ブラジルの実際の小規模金採掘現場およびその周辺地域での水銀濃度を測定した。その結果、幅広い濃度範囲であることが明らかになった。本システムでの検知結果と共に、採掘方法などによる違い、地域による違いなどを比較し、今後の課題を検討した。
本研究では、金属水銀(Hg)濃度を高感度に検知可能な水晶振動子を利用した個人ばく露測定システムを試作し、現場適応化に向けて研究を進めている。この検知原理は、水晶振動子表面への物質吸着による基本発振周波数が比例的に減少する現象を利用)しており、Hgが金電極に対するアマルガム反応を応用している。今までの研究成果を応用して、現場測定用試作器を用いて実際の現場で測定を行っている。ここでは、異なる金採掘方法を使っているインドネシア、ブラジルの実際の小規模金採掘現場およびその周辺地域での水銀濃度を測定した。その結果、幅広い濃度範囲であることが明らかになった。本システムでの検知結果と共に、採掘方法などによる違い、地域による違いなどを比較し、今後の課題を検討した。
