講演情報

[1801-05-01]バイオテクノロジーに基づく白金族金属の持続可能な利用

○小西 康裕1 (1. 大阪府立大学)
司会:笹木 圭子(九州大学)

キーワード:

持続可能性、白金族金属、リサイクリング、バイオテクノロジー、グリーンプロセス

自動車産業等の触媒用レアメタルとして不可欠な白金族金属(PGMs)は、海外依存度が高いため供給リスク・価格リスクを抱えている。そこで当研究室では、従来よりも大幅な低コストと低環境負荷を実現するための新たなPGMsリサイクルチェーン確立を目指し、微生物による貴金属回収およびナノ粒子形成を活かした革新的バイオ技術を研究開発している。
 本講演では、発表者の技術シーズである 『金属イオン還元細菌を用いて、常温・常圧下、溶液中のPGMsイオンを還元・析出すると同時に、金属ナノ粒子を高速・高収率で細胞表面に生産する』を基に、⑴使用済み燃料電池(PEFC)からのPGMsのバイオ分離・回収(精錬)、⑵PGMsナノ粒子の調製(金属加工)、⑶ナノ粒子を担持した電極触媒の創製(ナノ材料)の一連のプロセスから構成されるバイオメタラジーについて紹介する。