講演情報
[PY-22]難処理銅鉱石からの銅回収を目的としたマイクロ波照射の単体分離および浮選挙動への影響評価
○髙橋 一将1、加藤 達也1、Granata Giuseppe1、Grabda Grzegorz 1、所 千晴1 (1. 早稲田大学)
キーワード:
選鉱、難処理銅鉱石、マイクロ波、鉱物自動解析装置、浮選
近年,銅鉱石は組成の複雑なものやヒ素などの忌避元素濃度の高い難処理なものが増加してきている。一方で,世界的な電気自動車の普及により今後も銅の需要は続くとみられている。したがって,上述のような難処理銅鉱石からも銅を回収する手法の開発が求められている。マイクロ波照射は,数ある手法の中でもマイクロ波への反応性が高い金属鉱物と反応性の低いケイ酸塩鉱物との間に微小な亀裂を生成させ,後段の粉砕で異相境界面における選択破壊を起こすことが出来るため注目されている。しかし,現状ではマイクロ波照射が単体分離に与える影響は定量的に評価されていない。そこで,本研究では実験試料として黄銅鉱(CuFeS2)、閃亜鉛鉱(ZnS)、方鉛鉱(PbS)を含む黒鉱型銅鉱石と硫砒銅鉱(Cu3AsS4)を含む高濃度ヒ素含有鉱物の2種類を用いて,マイクロ波照射が銅鉱物の単体分離度に与える影響を評価した。
2種類の実験試料にマイクロ波を照射し、ボールミルを用いて粉砕を行った。この粉砕産物に対しMLAを用いて銅鉱物の単体分離を評価した。その後,粉砕産物を捕集剤としてカリウムアミルザンセート、起泡剤としてDOW#250を用いて浮選を行い,銅鉱物の回収率を確認した。
2種類の実験試料にマイクロ波を照射し、ボールミルを用いて粉砕を行った。この粉砕産物に対しMLAを用いて銅鉱物の単体分離を評価した。その後,粉砕産物を捕集剤としてカリウムアミルザンセート、起泡剤としてDOW#250を用いて浮選を行い,銅鉱物の回収率を確認した。
