講演情報
[PY-26]高温高圧浸出法を用いた難処理銅鉱石からの銅と鉄の回収
○相模 陸1、芳賀 一寿1、柴山 敦1、松岡 秀和2、川崎 尭2、瓦吹 亮2、三觜 幸平2 (1. 秋田大学、2. 日鉄鉱業株式会社)
キーワード:
高温高圧浸出法、銅、鉄、オートクレーブ
多様な成分を有する複雑銅鉱石は、一般的な選鉱プロセスでは処理が困難である。特に、本研究で対象とする銅鉱石(銅鉱石M)には、脈石成分として炭酸塩鉱物と粘土鉱物を含むほか、微量の有機炭素が混在することから、従来の選鉱法では処理が難しいため、新たな処理法を導入する必要がある。本報では、高温高圧浸出法を適用し、銅鉱石Mからの銅と鉄の回収ならびに浸出性に与える影響について調査した。
実験条件は、浸出温度160℃、容器内の全圧1 MPa、浸出時間1時間、試料粒径-106 µmとした。また、浸出剤においては、硫酸濃度を0.2, 0.6, 1.0 mol/Lに調整した。一連の実験の結果、硫酸濃度0.2 mol/Lでは銅と鉄は浸出しなかったが、硫酸濃度0.6 mol/Lでは銅の浸出率が97.9%、鉄の浸出率が16.9%であり、銅と鉄の良好な分離性を確認した。また、硫酸濃度1.0 mol/Lでは銅の浸出率が93.5%、鉄の浸出率は96.1%となり、鉄の浸出性が向上して銅と鉄ともに浸出率が90%以上になることを確認した。以上の結果より、高温高圧浸出法を用いることで銅鉱石Mから銅と鉄を回収できることが見い出された。
実験条件は、浸出温度160℃、容器内の全圧1 MPa、浸出時間1時間、試料粒径-106 µmとした。また、浸出剤においては、硫酸濃度を0.2, 0.6, 1.0 mol/Lに調整した。一連の実験の結果、硫酸濃度0.2 mol/Lでは銅と鉄は浸出しなかったが、硫酸濃度0.6 mol/Lでは銅の浸出率が97.9%、鉄の浸出率が16.9%であり、銅と鉄の良好な分離性を確認した。また、硫酸濃度1.0 mol/Lでは銅の浸出率が93.5%、鉄の浸出率は96.1%となり、鉄の浸出性が向上して銅と鉄ともに浸出率が90%以上になることを確認した。以上の結果より、高温高圧浸出法を用いることで銅鉱石Mから銅と鉄を回収できることが見い出された。
