講演情報

[PY-70]Fe2+/Fe3+-CuSO4-H2SO4系水溶液での電解におけるアノード材の検討

○土佐 悠太1、佐山 秀人1、江田 巧1、小山 和也1 (1. 千葉工業大学)

キーワード:

銅電解採取、アノード材、第1鉄イオン、硫酸系水溶液

研究室では硫酸酸性水溶液系での銅の電解採取において第1鉄イオンを導入した省電力化について検討している.この電解はカソードで銅の析出を,アノードにおいては第1鉄イオンから第2鉄イオンへの酸化反応を利用して電解電圧の低減を図るものである.本研究は硫酸銅-硫酸第2鉄-硫酸第1鉄-硫酸水溶液を用いた第1鉄イオンの酸化におけるアノード材について検討したものである.白金板,鉛板,黒鉛板,炭素繊維では第1鉄イオンを含む場合,電流-電位曲線において第1鉄イオンから第2鉄イオンへの酸化を示す電流が確認され,電流の立ち上がる電位は0.6-0.7V vs. SHEであった.これに対しSUS304では約1.1Vで電流の立ち上がりが見られた.Fe(III)への酸化の電位は低いことが望ましいため電位に関しては前者の電極が良いといえる.