講演情報
[3107-11-03]スルファミン酸系電解液中におけるCu-Sb-Ag系合金のアノード溶解
○菅原 智裕1、福 和寿2、岩渕 仁那3、関本 英弘3 (1. 岩手大学大学院 総合科学研究科 理工学専攻 、2. 岩手大学大学院 工学研究科 フロンティア材料機能工学専攻、3. 岩手大学 理工学部)
司会:川口 健次(同志社大学)
キーワード:
電解精製、銅、リサイクル、不働態化
銅の電解精製は、一般には硫酸浴中で行われる。硫酸浴は安価で取り扱いも容易だが、アノード中の不純物濃度高いと、容易に不働態化を起こすため、アノードには99 %程度の銅品位が必要とされている。しかし、近年、リサイクル原料処理増大のため、より低品位の銅アノードを電解精製する技術が求められるようになっている。そこで我々は、電解液の特性に着目し、スルファミン酸浴を用いた低品位銅の電解精製に関する研究を行っている。これまでに、スルファミン酸浴を用いると、銅品位 70 %程度の粗銅であっても電解精製可能であるが、間欠的に数分~数時間の分極と復極が起こることを報告した。本研究では、この現象のメカニズムの解明と抑制を目指し、Cu-Sb-Ag系銅合金のアノード溶解挙動とアノードの微細組織との関係について調べたので報告する。
