講演情報

[3201-06-05]酸化鉱からのニッケル回収新プロセスについて‐第2報‐

○小林 純一1、高橋 純一1 (1. 住友金属鉱山株式会社)
司会:大石 哲雄(産業技術総合研究所)

キーワード:

酸化鉱、ニッケル、乾式製錬プロセス、回収

ニッケル酸化鉱の乾式製錬方法としては、サプロライト鉱を原料として電気炉を用いたエルケム法による熔融還元及びロータリーキルンを用いたクルップ・レン法による半熔融還元が商業プロセスとして確立している。しかしながら、今後はニッケル酸化鉱のニッケル品位低下や脈石成分の上昇などで、ニッケル酸化鉱の難処理化が進むと予想され、多様な鉱石種に適応可能な新プロセスの開発が必要である。
前報では強還元雰囲気におけるサプロライト鉱からのフェロニッケル製錬方法について報告したが、本報では、よりニッケル品位の低いリモナイト鉱石について還元度を調整して鉄メタルの生成量を制御する方法によりフェロニッケルを得る乾式製錬反応について基礎的研究を行ったので、その結果について述べる。