講演情報
[3804-07-02]ハイドロサイクロンを用いたレアアース泥の選鉱手法
○高谷 雄太郎1、安川 和孝2、藤永 公一郎3、大田 隼一郎3、中村 謙太郎2、ドドビバ ジョルジ2、森澤 友博4、桑原 拓馬4、北詰 昌樹5、藤田 豊久2、加藤 泰浩2 (1. 早稲田大学、2. 東京大学、3. 千葉工業大学、4. 東亜建設、5. 東京工業大学)
司会:三木 一(九州大学)
キーワード:
粒径選別、ハイドロサイクロン、レアアース泥
Kato et al. (2011) により報告されたレアアース泥は,産業上重要な重レアアースを多く含むこと,資源量が膨大であること,探査が容易であること,開発の障害となる放射性元素濃度が低いこと,希酸でレアアースの抽出が容易なことなど,資源として優位な特長を併せ持ち,新しいレアアース資源として注目を集めている.また,2013年には,我が国の排他的経済水域内である南鳥島周辺海域において総レアアース濃度が7,000ppmを超える“超高濃度レアアース泥”が発見され,国産資源として開発の機運が高まっている.本研究では,レアアース泥の実開発を念頭に,より品位を高めるための選鉱手法の構築に取り組んだ.
講演者らは,レアアース泥中におけるレアアースのホスト鉱物である生物源リン酸カルシウムが,他の構成鉱物に比して大きな粒径を持つことに着目し,ハイドロサイクロンを用いた粒径分離実験を行った.その結果,レアアース泥中の総レアアース濃度を最大で2.6 倍上昇させることに成功した.さらに,粒径分離によって回収すべき泥の重量が大幅に減少するため,海上への揚泥や製錬のコスト削減にもつながり,レアアース泥の経済性を大幅に向上できると期待される.
講演者らは,レアアース泥中におけるレアアースのホスト鉱物である生物源リン酸カルシウムが,他の構成鉱物に比して大きな粒径を持つことに着目し,ハイドロサイクロンを用いた粒径分離実験を行った.その結果,レアアース泥中の総レアアース濃度を最大で2.6 倍上昇させることに成功した.さらに,粒径分離によって回収すべき泥の重量が大幅に減少するため,海上への揚泥や製錬のコスト削減にもつながり,レアアース泥の経済性を大幅に向上できると期待される.
