講演情報
[2K0201-07-05]自動車系レアメタルの回収に関する基礎的研究
○山口 勉功1 (1. 早稲田大学)
司会:打越 雅仁(東北大学)、柴田 悦郎(東北大学)
キーワード:
希土類金属、貴金属、分配平衡
自動車系レアメタルの回収に関する基礎研究として、自動車用のレアアースを含有する使用済みモーターからのレアアースの回収、自動車排気ガス浄化触媒からの白金族金属の回収、廃棄プリント基板とBlack pasteのガルバニックリーチングなどの基礎研究を行った。本稿では、B2O3フラックスを用いた高温プロセスを利用することで、レアアースを含有する使用済みモーター等からをモーター等の解体をできるだけせずに処理することを目指し、研究した結果を報告する。
HV車の駆動用と発電用のモーターの回転子およびEV車の回転子をそれぞれB2O3フラックスを用いた処理を試みた結果、Nd2O3、Dy2O3、Pr9O16の合計の濃度が99.8mass%以上のレアアース酸化物を回収することができた。Fe-C合金中のレアアースは極めて低濃度であり、Fe-C合金中のレアアースの質量はいずれも3g以下であった。このことから坩堝からRExOy-B2O3相を全て回収できると仮定すると、レアアースは高い回収率になる。本方法は消磁やメッキの除去、磁石の粉砕などの処理を必要としないため、ネオジム磁石のリサイクルプロセスの省力化につながる可能性がある。
HV車の駆動用と発電用のモーターの回転子およびEV車の回転子をそれぞれB2O3フラックスを用いた処理を試みた結果、Nd2O3、Dy2O3、Pr9O16の合計の濃度が99.8mass%以上のレアアース酸化物を回収することができた。Fe-C合金中のレアアースは極めて低濃度であり、Fe-C合金中のレアアースの質量はいずれも3g以下であった。このことから坩堝からRExOy-B2O3相を全て回収できると仮定すると、レアアースは高い回収率になる。本方法は消磁やメッキの除去、磁石の粉砕などの処理を必要としないため、ネオジム磁石のリサイクルプロセスの省力化につながる可能性がある。
