講演情報
[2P0115-30-05]トリ-n-オクチルアミンによるスズ(II)添加塩化物水溶液からのロジウムの溶媒抽出およびその他金属との分離
○藤井 健太1、石川 明良1、谷繁 岳志1、鈴木 祐麻1、新苗 正和1 (1. 山口大学)
キーワード:
溶媒抽出、トリ-n-オクチルアミン、ロジウム、スズ (II)、塩化物水溶液
ロジウム(Rh)の代表的な用途は自動車排ガス用触媒であり,約80%が自動車排ガス用触媒に使用されている。新興国での自動車の需要の拡大および環境規制の強化に伴い,自動車排ガス用触媒を装着した自動車の生産は増加し,今後もRhの需要の増加が見込まれている。それゆえ,使用済みの自動車排ガス用触媒に含まれるRhを効率的に回収できるプロセスを構築することは極めて重要な課題である。廃棄物等からのPGM含有浸出液は塩化物水溶液であることが多く,Rhの塩化物水溶液からの溶媒抽出法による分離回収は,プロセスの効率化の面から重要な課題である。しかし,Rhは塩化物水溶液中で多種の水和したクロロ錯体を生成するため,溶媒抽出法によるRhの抽出分離回収は困難である。
本研究では,三級アミンであるトリ-n-オクチルアミン(TOA)を使用し,スズ(Sn(II))の添加によるRhの抽出,逆抽出性の改善を試みると同時に,Rhと鉄(Fe(III))等との分離性を検討したので,その結果について報告する。
本研究では,三級アミンであるトリ-n-オクチルアミン(TOA)を使用し,スズ(Sn(II))の添加によるRhの抽出,逆抽出性の改善を試みると同時に,Rhと鉄(Fe(III))等との分離性を検討したので,その結果について報告する。
