講演情報

[3K0201-08-08]架橋型ジアミノ化合物を用いたロジウムの選択的回収

○鈴木 智也1、尾形 剛志1、小林 徹2、塩飽 秀啓2、矢板 毅2、成田 弘一1 (1. 国立研究開発法人 産業技術総合研究所、2. 国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)
司会:安田 幸司(京都大学)、松浦 宏行(東京大学)

キーワード:

白金族金属、湿式分離、分離剤

白金族金属の分離剤に選択性を付与するには、目的の金属のみを安定化させる官能基を有する分離剤の選定が重要である。アミノ基はPt(IV)とイオン対錯体を形成し易く、Pd(II)はスルフィド基と強い配位結合を形成する。一方、Rh(III)に関しては、Pd(II)やPt(IV)に比べ、どちらの官能基とも反応性が低い。したがって、従来法で、Rh(III)を分離しようとなると、Pt(IV)及びPd(II)を先ず回収しなければいけない。しかし、架橋型のジアミノ化合物は、高濃度塩酸溶液においてRh(III)を選択的に分離する。本研究では、各種白金族金属の分離試験から架橋型のジアミノ化合物のRh(III)選択性や分離された金属イオンを構造学的に検討した。