講演情報
[3K0209-13-04]佐渡の鉱山技術書「金銀山大概書」の成立年代と類本の検討
○渡部 浩二1 (1. 新潟県立歴史博物館)
司会:久間 英樹(松江高等専門学校)、中西 哲也(九州大学)
キーワード:
佐渡金銀山、鉱山技術書
「金銀山大概書」(相川郷土博物館所蔵)は、佐渡金銀山の技術書のひとつである。採鉱に関する記述が中心であるが、山中の岩石・鉱脈の配置の様子や各種鉱石、排水器具である水上輪の構造などを彩色の図入りで描いている点が特徴で、数ある佐渡金銀山関係技術書のなかでも特筆すべき史料のひとつといえる。しかし、本書の成立年代や佐渡金銀山技術書群全体のなかでの位置づけなどの検討はほとんど行われていない。本報告では、全国に散在する佐渡金銀山関係技術書のなかから「金銀山大概書」の類本を検討することで、その成立年代や位置づけを探り、今後の利用に資することを目的とする。
