講演情報

[1K0101-06-02]アルミイオンによるアルカリシリカ反応の抑制に関する研究

○岩月 栄治1 (1. 愛知工業大学)

キーワード:

アルカリシリカ反応、アルミイオン、コンクリートの耐久性

コンクリートの劣化現象であるアルカリシリカ反応(ASR)は1983年に社会問題となった。この反応のメカニズムは、コンクリート中においてセメント等から供給されるアルカ リ(Na,K)、骨材に含まれる不安定なシリカ、および水との反応によって反応生成物(ケイ酸塩ゲル)が生成され、それが吸水膨張することによってコンクリートにひび割れを発生させる現象である。この反応を抑制する方法としては、コンクリート全体のアルカリの低下、反応を抑制する混和材(高炉水砕スラグ微粉末やフライアッシュ)の使用、無害骨材の使用であり、1986年に当時の建設省から提示されている。しかし、その後もASRによる劣化事例が報告されており、完全に抑制されていない。 本研究では反応生成物を非膨張化させる根本的なASRの抑制手法として、アルミイオンよる検討をおこなった。