講演情報

[1K0905-14-05]抽出試薬を用いた連続向流泡沫分離法による稀薄溶液からのパラジウムの選択分離回収

○木下 武彦1、北川 慎也2、神本 祐樹3、市野 良一3 (1. 名古屋市工業研究所、2. 名古屋工業大学、3. 名古屋大学)

キーワード:

泡沫分離、パラジウム回収、抽出試薬

我々は連続向流泡沫分離法(泡沫相に金属溶液および界面活性剤溶液を個別かつ同時に滴下する方法, CCFS)による希薄溶液からの金やガリウムの選択分離回収を報告してきた。

これまでの非イオン性界面活性剤(poly(oxyethylene) nonylphehyl ether, PONPE)の単独使用の事例では、回収可能な金属種が極めて限定的である。

そこで本法適用の拡張を目的として、前報において、希土類抽出等に用いられるS含有のCyanex301によるPd(II)の選択分離を検討したが、安定した操作範囲が極めて狭く、泡沫液中の抽出試薬濃度が高い場合にICP測定に難があり、またZnとの分離度が低いなどの課題が判明した。
本研究では、新たに開発された白金族用の抽出試薬を用いて、本法による選択的分離回収についての検討を行った。