講演情報

[3K0701-08-07]地熱地域における地中ガス中のラドン濃度の空間・時間的変動とその要因分析

○久保 大樹1、アルハキム アンディヤハヤ2、ハフィズ アワブ2、アプリリア プトリ2、渡邉 雄平1、イルワン イスカンダル2、ヘリアワン モハメドヌル2、小池 克明1 (1. 京都大学、2. バンドン工科大学)

キーワード:

ラドン探査、地熱資源探査、地熱貯留層、地熱流体パス、インドネシア

地熱資源は,日本やインドネシアなどの火山国において一層の活用が期待されている重要な埋蔵資源である,しかしながら,調査にかかるコストなど開発リスクの大きさが導入の妨げとなっており,低コストかつ信頼性の高い探査技術の発展が求められる。筆者らを含む研究グループは,2016年よりインドネシア西ジャワ州に位置するWayang Windu地熱地域(以下WWGF)を対象として,探査コストの削減を目的とした複合的な地熱資源探査技術の開発を行っており,その成果の一部を本学会で報告している。本発表では,新たな調査サイトとしてWWGF西方のPatuha地熱地域(以下PaGF)で実施したラドン測定結果について紹介する。PaGFではWWGFの結果に基づきラドン濃度の特徴的な変化が予想される箇所に測点を設定し,2018年10月から測定を行った。PaGFにおけるラドン濃度はWWGFと同様に時間経過に伴う濃度減少の有無によって二種類に大別でき,さらに測定時期によって同一測点でもラドン濃度が大幅に変化することが確認された。これらの結果を統合すれば対象地域における地熱資源の存在形態を推定することができると考えられる。