講演情報

[2P0115-20-06]休廃止鉱山におけるMn含有坑廃水の現地調査とMn酸化細菌の探索 (発表者:修士課程)

○野中 康平1、サンティサック ギッチャーヌギット1、沖部 奈緒子1 (1. 九州大学)

キーワード:

坑廃水、マンガン、Mn酸化細菌

マンガン(Mn)は、地殻中に多く存在する金属元素の1つである。MnはMn2+イオンとして広いpH範囲で安定して溶存する。一般的な化学的Mn不動化処理では、Mn2+含有酸性廃水に中和剤を添加しアルカリpHとすることでMn(III)もしくはMn(IV)の酸化物として沈殿除去する。一方、Mn2+酸化細菌による酵素反応を利用すれば、中性pHにおけるMn2+酸化が可能となるため、酸性廃水処理における中和剤コストの削減が期待できる。本研究では、国内2ヵ所の休廃止鉱山(A鉱山・B鉱山)を調査対象とし、Mn2+含有坑廃水、および、排水路に見出される各種堆積物(黒色・褐色)について調査・分析を行った。坑廃水が弱酸性であることから、耐酸性のMn2+酸化細菌が見出されることを期待し、Mn含有堆積物の集積培養およびコロニーの単離を試みた。