講演情報

[2P0134-35-02]素材産業における忌避物質のマテリアルフロー分析を通じた資源効率向上の検討 (発表者:修士課程)

○日高 祐輔1、村上 進亮1 (1. 東京大学)

キーワード:

マテリアルフロー分析、忌避物質、資源効率、組合せ最適化

資源利用という行為は、投入された混合物から利用する物質のみを取り出し、残りを混合物として排出するプロセスである。現状、例えば銅産業のような各素材産業のマテリアルフローを見ると、有効利用されずに廃棄されたり、プロセスを阻害したりする物質が数多く存在する。しかし現場調査により、ある素材産業では忌避物質とされていた物質が別の素材産業では回収や有効利用できる可能性が明らかになった。すなわち、中間処理を挟み、一部を別の素材産業のフローに組み込ませることで新たに回収可能になる物質があったり、ある素材産業で廃棄されていた物質を別の素材産業に投入することで有効利用できたりする可能性が考えられるのである。本研究では、まずは複数の素材産業にまたがったマテリアルフロー分析を行い、忌避物質の同定並びに資源利用の現状を把握する。その後、定量化された情報を基に産業横断的に資源利用プロセスを組合せ最適化することで我が国における資源利用効率向上のポテンシャルを検討する。