講演情報
[3K62206-15-01]粒子の部分比に着目した新たな選別結果推定方法の提案 (発表者:学士課程)
○小川 貴大1、大和田 秀二1 (1. 早稲田大学)
キーワード:
物理選別、部分比、選別結果推定
物理選別・選鉱では,粉体を構成する個々の粒子がもつ物性値によってその結果が決まる。しかし,粒子の物性値を測定することは難しく,フィードの物性から選別結果を事前に推定する方法は未だに確立されていない。一方で,粒子のもつ物性値は,粒子の三次元構造や構造内の鉱物相分布に依存している。したがって,選別原理に対応した物性値ではなくとも,このような粒子の鉱物学的な情報から選別結果を推定可能であると言える。本研究はこの考えに基づき,最も単純な鉱物学的情報として一個の粒子中に占める着目成分の割合である部分比に着目し,粒子の部分比分布から選別結果を推定する方法を検討した。
従来の物理選別にて粒子のもつ物性と選別結果の関係を表現する場合,部分分離効率曲線が用いられてきた。本研究ではそれに類似した形で回収確率曲線を定義し,それを用いて部分比と選別結果の関係を記述できると仮定した。そして,この回収確率曲線とフィードの部分比分布を組み合わせて計算すると,選別産物の品位・回収率の値を得られることが明らかになった。また,リサイクル原料の選別実験の結果から回収確率曲線の導出を行った。
従来の物理選別にて粒子のもつ物性と選別結果の関係を表現する場合,部分分離効率曲線が用いられてきた。本研究ではそれに類似した形で回収確率曲線を定義し,それを用いて部分比と選別結果の関係を記述できると仮定した。そして,この回収確率曲線とフィードの部分比分布を組み合わせて計算すると,選別産物の品位・回収率の値を得られることが明らかになった。また,リサイクル原料の選別実験の結果から回収確率曲線の導出を行った。
